DISASTER 防災

災害への備え

防災備品・備えイメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
防災倉庫が設けられ、インフラが機能しなくなった場合、復旧するまでの間に必要とされる「電気」「水」「情報」「トイレ」に関する防災備品が備えられています。マンション内で助け合う「共助」の備えとして、非常用発電機、ガス発電機、浄水装置等の非常用給水設備、簡易無線機、災害用マンホールトイレ、救助用具等を設置。家庭用には防災バッグが配付されています。

配管の耐震化

給水管とガス管の対策 概念図|ザ・パークハウス恵比寿南
給水管及びガス管の地中埋設部は耐震性の高いポリエチレン管が採用されています。汚水・雑排水は地下2階の汚水槽に貯留後、ポンプにて屋外の排水桝を経由して下水本管に排出されます。建物から汚水・雑排水管を突き出した部分に設置する排水桝は建物側から支持をし、地震の際に建物と同じ動きをするようになっています(※1)。また、建物から支持できない汚水・雑排水管は更新が可能な部分(※2)を経て、公共下水道に接続されています。電気配管は、地中埋設部の曲がりの大きい箇所は可とう性のあるものが採用されています(※3)。
※1:施工上、建物から支持ができない部位は、排水管にフレキシブルジョイントが設置されています。
※2:更新が可能な部分とは住宅性能表示基準の更新対策(共用排水管)の定義に準じています。
※3:引込部、その他の埋設部はPE管が採用されています。

P波センサー設置エレベーター

P波センサー設置エレベーターイメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
エレベーターには地震の初期微動(P波)をキャッチするP波センサーが設置されています。これは、大きな揺れが来る前に最寄り階に着床して扉を開き、速やかに外に出られるシステムです。万一停電になっても、エレベーターに内蔵されたバッテリーにより自動的に最寄り階に止まり、扉が開きます。
※地震時にはP波がS波に先駆けてやってきます。
※初期微動(P波)を感知し停止するまでにS波がきた場合は、避難の対応ができない場合があります。

停電時でも明かりが灯る保安灯

保安灯イメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
地震等で停電となり真っ暗な中で避難したり、ブレーカーを上げに行くのは危険をともないます。壁埋め込み型の保安灯は停電時に自動点灯し、取り外して夜間脱出時の懐中電灯としても使用できます。
※通常時も周りの照明が消されると、センサーで点灯し、夜間のトイレに行く時も便利です(センサーモード選択時)。

マイコンガスメーター

マイコンガスメーターイメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
震度5相当以上(約250ガル)の地震を感知した際、あるいは長時間ガスの流量がある場合や、異常に多量のガスが流れた時等、ガスの供給を自動的に遮断するマイコンガスメーターが各住戸に採用されています。地震の衝撃で立ち消えした場合でもガス漏れの心配がなく、火災などの二次災害が防止できます。

対震玄関ドア

対震玄関ドア概念図|ザ・パークハウス恵比寿南
大きな地震により玄関のドア枠が変形してドアが開かなくなることがあります。室内に閉じ込められることがないよう、ドアとドア枠の間にクリアランス(隙間)を確保し、多少の変形の場合もドアが開閉しやすくなるよう考慮されています。また、ドアガードや鍵受もドア枠が変形しても引っかかりにくい構造となっています。
※地震時の玄関ドア開放基準値(JIS基準:面内変形追随性:面内変形1/120時、500N以下で扉開放可能)に合致しています。

水源の確保

水源確保イメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
地下1階共用部の水道栓の一部(管理室・屋外散水栓等)へは水道本管から給水ポンプを経由せず給水しています。万一地震等で停電になり、給水ポンプが停止しても、水道局からの配水が停止しない限り、この水栓で水を使うことができます。共用部(管理室)のトイレは水道本管と直結しており、停電時にも使用することができます。また、断水時の備えとして、雨水貯留槽を水源として、非常用水が確保され、防災倉庫には、非常用浄水装置(生成能力:約0.4リットル/分)×4台が備えられています。汚水・雑排水は地下2階の汚水槽に貯留後、ポンプにて屋外の排水桝を経由して下水本管に排出。非常時に下水本管に排出できなくなったり、ポンプが止まった場合には、汚水槽の一定の容量(35㎥)までの使用に制限されます。
※公共の水道管・下水道管が機能している場合のみとなります。
※数値は目安になります。

電源の確保

電源確保イメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
太陽光発電設備(約5.0kw)が屋上に設置されています。停電時は共用部に設置したパワーコンディショナー部分で操作し、自立運転を行うことができます。パワーコンディショナーにある専用コンセントから最大1,500W(100V)の電力を得ることができ、災害時に携帯電話やパソコンの充電等に使用できます。
非常用発電機も設置しており、稼働時間は法定より長い24時間(1日8時間×3日分、無給油)。稼働対象はエレベーター(2台中1台)と給水ポンプ・排水ポンプ・共用部の照明の一部等です。
※太陽光発電設備の利用は日中となり、天候等の条件により使用が制限されます。

防災バッグ

斜め掛けして使える防災バッグが各住戸に配付されています。中には、手動で充電できるダイナモラジオライト、救助を呼ぶためのホイッスル、水を運ぶウォータータンク、簡易トイレセットが入っています。
※備品の詳細については、係員にお尋ねください。

共用防災備品

防災倉庫が設置され、実運用を想定して選定された住民用の共用防災備品が備蓄されています。災害対策本部を設置して活動する際に非常用電源として使用できるガス発電機、居住者の安否や被害箇所報告に使用できる無線機、閉じ込められた人を救出するための工具、非常用水源を飲み水にするための浄化装置、マンホールトイレ等が備蓄されています。
※備品の詳細については、係員にお尋ねください。
※『ザ・パークハウス 恵比寿南』では、屋内階段横の防災倉庫に格納します。

都市型水害対策

城南地区河川流域浸水予想区域図や過去浸水履歴を調査し、建物への浸水対策が講じられています。外構のフェンス立上がり等により、水防ラインを形成し、出入口に防潮板を設置。受変電設備・非常用発電機設備・給水装置(ポンプ)等のライフラインを稼働させる機器については、個別に防水扉が設けられています。

火災時の備え

避難安全対策

避難安全対策概念図|ザ・パークハウス恵比寿南
『ザ・パークハウス恵比寿南』は住宅性能表示制度の<火災時の安全に関すること>の6項目のうち5項目で最高等級を取得しています。
避難安全対策として、図の①の住戸は、二方向への避難が可能 ②の住戸は、直通階段との間に他住戸等がない ①②以外の住戸は、避難経路の隔壁の開口部の耐火等級が適用されています。脱出時(火災時)は、バルコニーの隣戸との境が薄い壁(隔て壁)になっているので、それを破って避難、またはバルコニーの避難ハッチを使って下の階に降りることができます。
※避難安全対策・脱出対策の表示及び評価対象の有無は住戸配置により、住戸ごとに異なります。

火災感知器

火災感知器イメージ|ザ・パークハウス恵比寿南
キッチンや各居室、洗面室などの温度または温度上昇率が一定以上になり、火災感知器が異常をキャッチすると、警報が鳴り、管理室・警備会社及び管理会社へ通報されます。また、漏電火災を予防するために各住戸の分電盤には漏電遮断器が設置されています。1住戸内の回路に30mA以上の漏電が発生した場合、ブレーカーが作動して漏電火災を防ぐ対応がなされます。

スプリンクラーヘッド

スプリンクラーヘッド概念図|ザ・パークハウス恵比寿南
地下1階の住戸に湿式閉鎖型スプリンクラーヘッドが設置されています。スプリンクラーヘッドは当該部分の温度が規定温度を超えた場合に作動して放水し、消火を行います。地下2階の消火水槽からポンプによる送水、または、火災通報等により到着した消防隊が行う屋外送水口からの送水により、作動したスプリンクラーヘッドの部分に放水が行われます。
※散水ヘッドは、104号室の地下1階の、洋室2、洋室3、
洋室4、洗面室2、納戸、廊下、リネン庫、クローゼット、
物入に設置されています。

火災拡大の抑制

延焼防止装置概念図|ザ・パークハウス恵比寿南
上に向かって燃える火の通路となる危険性の高い、建物の床を上下に貫通している配管(防火区画の貫通部分)と、周囲の床との間をひとつひとつきちんと隙間なく塞ぐことで、火の上昇を防いでいます。
※エアコン用ドレン管、雨水管を除く。※住戸内の排水管は耐火・防音材を間に入れることで防音にも配慮。
※住戸内の排水管は、耐火・防音材を間に入れることで、防音にも配慮しています。
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